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もりのわ通信

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七草藺について

先日広島から大分へ訪問してくれた友人を連れて
国東の七草イ学舎へ行ってきました。
ここで七草藺でつくられた様々なものを見せてもらいました。

七草藺のことは大分に帰ってきてから Oita Made という冊子を読んで知りました。
そして、大分の建築家の方からもう少し具体的に七草藺のことについて聞く機会があり、もう少し詳しく知りたいということで訪問した次第です。

ちなみに七草藺とは
国東半島で350年前より生産されている琉球畳の原材料。
イグサではなくカヤツリグザで織り上げたものを琉球表というそうです。
ヘリの部分がない畳を琉球畳というわけではありません。(私も勘違いしておりました。)
この七草藺はイグサに比べて強靭性に富んでおりイグサの5~6倍強く、耐久性があります。
七草藺表は20年以上は使うことが出来るとのことです。
ただこの七草藺は作業の機械化が出来ずに育てるのに手間がかるとのこと。
いいものをつくろうとすると手間がかかりますね。
(説明文 パンフレット引用)

まずは円座
綺麗な丸いかたちで香りもいいです。
下の敷物も七草藺で編まれたものです。
20160406丸座

次に椅子
座り心地もよく、美しいかたちで品のある椅子です。
ただこれを造るのに、縄をつくるだけでもとーーっても手間暇がかかるみたいで
プライスレスな椅子のようだ。
この椅子ならある程度の値段なら欲しいという方はいらっしゃるであろうが。。
20160406chair.jpg

本日ここの施設を案内して頂いた七草藺作家の岩切千佳さん
手際よく草履を編んでいってます。
帽子やかばんなどなど他にも魅力的な作品がたくさんありました。
20160406making.jpg

大分に住んでいる人ですら知らない人が多いので、
こうやって七草藺をいろんなかたちで表現し、伝えて行く方の存在は貴重ですね。

七草藺の田植え等栽培にも参加できるとのことなので
今度は七草藺の田植えについてお伝えすることが出来ればと思っております。

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看板をつくる

みんなの材木屋で売られているヒトテマキット
昨年前の事務所を退職するときに同僚の方から頂き、
さらに西粟倉村に行ったときに購入しました。

型から外して、彫刻刀などで自分でかたちを整え、やすりをかけて完成させていきます。
ちょっと毛羽立っていますが、こんな感じで出来上がります。
ヒノキの間伐材からつくられているので、削りながらヒノキの香りを楽しむことが出来ますよ。
20160411ひとてま

この方から外した部分、何かに使えないかなあと捨てずに取っておいたのですが、
ちょっとひらめいたので、こんなものをつくってみました。
20160411看板

小さいですが、看板です。
以外にもかわいらしい看板が出来て、捨てる部分なく利用出来ました。
次はスプーンをつくった後の型で何が出来るか考えてみることにします。


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植物をじっくりとみてみる

今日はいろんな植物のことを知りたい…ということで自然観察会に行ってきました。

まずは若葉の塩漬けが桜餅に添えられるというわれる
オオシマサクラです。
ソメイヨシノとは違い、葉と花が一緒に出てきます。
白い花ときれいな若葉色のコントラストが美しいです。
ちょっとちぎって食べてみましたがほんのり桜餅の葉の味がしてきます。
6月になると実がつくみたいですが、この実がかなり美味しいらしいです。
20160403オオシマサクラ

次はツボスミレ
ちょっと湿った場所を好むとのことです。
白くて可憐な花を咲かせます。
20160403ツボスミレ

次はシュンラン
なかなか見かけない花のようです。
花茎が薄膜につつまれていて特徴的ですね。
20160403シュンラン

次はアオキの雄花。
アオキは庭木として選んだこともありますが、花を見るのは初めてです。
こんな可憐な花を咲かせます。(ちょっと画像が…ですが。。)
アオキは雄雌異株でそれぞれ雄花、雌花が咲きます。
雄花にはオシベが付いてます。
20160403アオキ雄花

そして雌花
雌花の方が淡い色合いですね。
20160403アオキ雌花

最後に雨のしずくを含んだソメイヨシノの花
久しぶりにまともに「花の写真」を撮りました。
花の写真は私にとっては難しくて
20160403桜UP

自然の中に入って、いろいろ植物に詳しい方からお話を伺うと
今まで気に留めなかったものにちょっとだけ目がいくようになります。
大きな花も小さな可憐な花もどちらも美しいですね。
またいつか楽しみながら自然観察したいものです。

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空き家と木材の利用について

あっという間に4月となりましたね。
3月後半はバタバタしてました。

3月25日に2つほど面白い講演会を聞いてきました。

1つめは建築士会が主催していた講演会で
講師の方が知り合いということで行ってきました。

20160325空き家

津屋崎という地域はど田舎というわけではないのですが、
それなりに空き家が存在し、空き家の持ち主を探すのはかなりの苦労のようです。
まちづくりも空き家対策も長い目で見て地道にやっていく必要があるみたいですね。
空き家が田舎町を「救う」ということまでは出来ないかもしれませんが、
どのように活用できるかをみんなで考えることを通してそのまちについて考えるきっかけをつくることが出来るかと。
空き家活用を通してまちの魅力的な場が少しずつ点在しけば面白いですよね。
津屋崎の空き家応援団の活動、これからも面白いことがありそうな感じです。


そして夜からは小国杉のお話を聞いてきました。
20160325.jpg


入交さんの小国杉が好きな思い、小国のまちが好きな思い、小国の人が好きな思いが伝わってきました。
こういう熱い「思い」と彼女自身のバイタリティーや自分の感覚を研ぎ澄ませ面白そうなことを発見し実行する能力や魅力もあるからこそ小国杉、小国のまち、小国の人の魅力がより伝わるのではないかと思いました。
わたしも建物づくりを通して国産の杉や桧の良さを伝えていけたらと思うところです。

どちらも今後ますます注目していきたいお話でした。

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長期優良住宅(増改築)認定制度講習会について

今日は長期優良住宅(増改築)認定講習会のためちょっと遠出をしてきました。

この長期優良住宅というのはとても端的にいうと、長きにわたりしっかりと維持できる家ですよ、長寿命住宅ですよということを証明する制度。
長きに渡りしっかりと維持するためには、
劣化対策、耐震対策、省エネ対策…等がしっかりと行われいるかどうかが建築基準法よりもより細かく規定されていて
審査されます。
この長期優良住宅の認定を受けると補助金がもらえたり、税制優遇されたり…ということがあります。

いままでは新築の住宅にしか適用されなかった長期優良住宅の認定が既存の住宅を
長期優良住宅の規定にそって建物の長寿命化のために改修を行うのであればその改修によって
認定をしてもらえるということです。
改修により税制優遇を受けたり、補助金がもらえるのは今後建物を長く使っていく上では重要ではないかと考えます。

空き家問題等既存ストックの活用が問われている中、かっこいいリノベーションが注目されています。
ただ単に表層をきれいにするのではなく、長期的なスパンで建物の有り様を考えること、
建物の機能性、耐震性、温熱環境、デザイン等をトータルで考えていくことが建築のプロとしての
役目であると再認識しました。

DSCN9344.jpg

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緑と森の総合実践講座(その2)とオオイタサンショウウオ

天候にも恵まれた中以前行った「森と緑の総合実践講座」の2回目に参加してきました。
今回は剪定について実践を交えながら学びます。
剪定の際どんなことに注意したらいいのか、どんな道具を使ったらいいのか教えてもらいます。
岡恒の剪定道具たち
丁寧に使い、手入れをすれば一生ものだとのこと。
一生に一度なら100均ではなくちゃんとしたものを買いたいですよね。
DSCN9305.jpg

まずはブンゴウメの剪定を。
まずはプロの見本を。
手早く、美しいかたちに整えていきます。
DSCN9308.jpg

つぎはつつじの剪定へ。
あまりに成長しすぎると視界をさえぎってしまう、また刈り込んでもすぐに成長するとのことで
今回は大胆に刈り込んでいきます。
DSCN9317.jpg

刈り込んだ後はこのような感じ。
前の姿がわからないぐらいすっきりしました。
刈り込みの時期は今の時期よりも本当は花が咲いた後の方がよかったみたいです。
また後ろのかしの木も剪定しました。
枝の重なり、向き、葉のつき方をみながら剪定していきます。
DSCN9323.jpg

またオウゴンヒヨクヒバの剪定方法も教わりました。
これはやみくもに刈り込むと枯れてしまうので、新芽を残しながら剪定していきます。

部屋にもどり今度は応急措置について学びます。
人形を使いながら心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使い方を実践していきます。
DSCN9327.jpg

1回やってみるといざという時にいいですよね。
他三角巾の使い方など学びました。

先週は竹林整備に行ってきたのですが、その時近くの小川でみつけたオオイタサンショウウオのたまご
透明度が高くて美しいですよね。
DSCN9293.jpg

ちなみにこの卵の中から無事に成長出来るのは一匹ぐらいとの事。
DSCN9296.jpg

オオイタサンショウウオが成長出来る場を残していきたいものです。

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全国基準の家

今日は無印の家を見学に行きました。
外観はガルバリウム鋼板の外壁材の貼られたシンプルで軽快な印象を受けるつくりとなっています。
IMG_9361.jpg

中の様子はこんな感じ。
トイレや洗面以外は部屋が仕切られていない、全体が見渡せる解放感のあるプランとなっています。

壁と天井はアクリルエマルジョンペイント仕上げ、
床はメープル系の突板フローリング仕上げとなっています。
壁は少しグレー系の白色となっています。
IMG_9348.jpg

無印の家具とも相性がいいですね。
IMG_9347.jpg

キッチンは永大産業のステンレス製キッチン。すっきりとしたデザインですね。
私個人の意見としてはシンクの部分の丸みがもう少しないシャープなデザインが好みですが。。
IMG_9340.jpg

この無印の家は木造軸組のSE工法でつくられていまして、
写真のような金物が入っています。
IMG_9356.jpg

実際に金物が入った感じの写真です。
右側の梁の部分をみてもらえるとわかるように無垢材ではなく、集成材を使っています。
約3cm幅で材が変わっていますよね。
ちなみに構造材は北欧の赤松材の集成材だそうです。
集成材にしたのは材の強度が安定しているからとのことです。
IMG_9346.jpg

断熱性能にも配慮をしていて、
トリプルガラスを使用し、外壁は充填断熱+外張断熱の仕様となっているようです。
ちなみに断熱性能をしめす基準としてUA値(外皮平均熱貫流率)という基準があります。
内部から外壁、屋根、天井、床、開口部等を通過して外へ逃げる熱量を外皮で平均した値で、
数値が高いほど熱が逃げやすい、断熱性が少ないということになります。
西日本の寒くない地域だとUA値は0.87以下にというのが基準であるのですが、
この無印の家はUA値0.4、北海道でも0.46以下を基準としているので北海道でも大丈夫、
普通の基準の倍以上の断熱性能があることになっています。
個人的には温暖な西日本の地域であればここまでの性能は必要ないように思われます。
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無印が全国展開しているので、全国基準の家づくりとなっています。
プランは20パターンぐらいから選べるようです。
IMG_9358.jpg

全体的に無印の製品と同じようにシンプルであきのこない均一な工業製品的デザインの家という印象です。

ここまで気候・風土が違うのに全国規模がいいのかどうか、、
この家がたくさん並んだ街並みが美しいか、、
いろいろ考えさせられます。

私は出来るだけ地元の職人さんと地元の材料で自然に還る素材で建物をつくっていきたいと改めて考えさせられました。
でも無印の家具や文具はシンプルで余計なデザインをしてなくて使いやすいと思ってますけどね。

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